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11月の法話(令和3年)

11月の法話(令和3年)

みんなちがっていてあたりまえ。お互いを認めあい、敬いあえたらいいね

今月の法語

清風宝樹をふくときは いつつの音声いだしつつ
宮商和して自然なり 清浄薫を礼すべし (浄土和算)
※宮商和して自然なり・・不協和音にならないこと。仏様の世界では異なるものが見事に調和していること。お浄土は異なる存在もすべてお互いに認め合い敬い合っていることを教えてくださっています。

法   話

桃太郎は盗人なのか?

日本には、自分たちと異なる文化(生活様式)を持つ人たち姿が違う人たちのことを「鬼」といって遠ざけたり、忌み嫌ってきた歴史があります。

2018年度「図書館を使った調べる学習コンクール」文部科学大臣賞を受賞した「桃太郎は盗人なのか?~桃太郎から考える鬼の正体」という本が話題になりました。当時千葉県袖ケ浦市立奈良輪小学校5年生の倉持よつばさんが、『空からのぞいた桃太郎』という絵本の帯に書かれていた「鬼だから殺してもいい?あなたはどう思いますか」という言葉をきっかけとして、200冊にも及ぶ全国の桃太郎を読み比べて、桃太郎の話が時代によって異なることを発見します。

どのように物語が変化していったのか、江戸時代の文献にまでさかのぼり、各時代の桃太郎像をあぶり出します。そしてそこに描かれている「鬼」とは何かを考え、異なることを認めない、敬い合えない私たちの文化が浮き彫りにされました。 私たちのなかにも、そんな心が巣くっていませんでしょうか。今回は疎外される「鬼」の気持ちになれる絵本を紹介してみます。

おにはうち!

「おにはうち!」
中川ひろたか:作 村上康成:絵 童心社
園庭に遊びにきていた「にお」くん。先生に誘われて一緒に野球をして遊びます。その野球で素晴らしい運動神経を披露したにおくんですが、豆まきをする場面になるといなくなってしまいます。当たり前のように「おにはそと」と声をかけている節分ですが、「にお」くんの気持ちになってみると「これでほんとにいいの?」という素直な疑問も湧き上がってきます。実際に「おにはうち」という掛け声で豆まきをする地域もありということです。



おにたのぼうし

「おにたのぼうし」
あまんきみこ:作 岩﨑ちひろ:絵 ポプラ社
岩﨑ちひろさんの優しい絵でも有名な本です。節分の夜、どの家からも豆をまく音がして、おにの子のおにたは、行くところがありません。角を隠す古いむぎわらぼうしをかぶって、町を歩いていきました。ようやく小さな橋をわたったところに、豆の匂いのしない家をみつけました。そこには、女の子とお母さんがすんでいました。お母さんは病気でした。天井の梁の上で、二人のようすをみていたおにたは、おんなのこをよろこばせてやりたいと思います…。女の子を思いやるおにたの気持ちが、切なくいじらしく、岩﨑ちひろさんの絵とともに、いつまでも心に残ります






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