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11月の法話(令和2年)

11月の法話(令和2年)

いのちはみんなつながっています

原文:かの国には種々奇妙なる雑色の鳥あり。
白鵠・孔雀・鸚鵡・舎利・迦陵頻伽・共命の鳥なり 【仏説阿弥陀経】

 これから寒い時期に向かいますが、新型コロナウィルスとインフルエンザの同時流行も懸念され、不安が高まっている毎日ではないでしょうか。

 これまでも新しい生活様式として、「SocialDistanceの確保」「手洗い消毒の徹底」「三密を避ける生活」等々、繰り返し繰り返し生活の中で実践されることが求められていることを、しっかり実践していくしかないですね。妙行寺では鹿児島県の「新型コロナウィルス感染防止対策実施宣言ステッカー」を実施しています。
(「新型コロナウィルス感染防止対策実施宣言ステッカー」についての詳細は、鹿児島県のホームページhttps://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kansen/kansensho/covid-19sutekka-.htmlをご覧下さい)

 と言っても、これを守れば100%感染を防止できるというわけでもありません。見えないものへの不安や恐怖は私たちの中に「疑心暗鬼」を生み出しています。人は不安には弱いものです。「街中ですれ違っただけで感染する」というような間違った情報を流す人もいます。かく言う私自身も、車にマスクを忘れてコンビニやスーパーに行った時の周りの目が気になったりします。咳の一つも以前と違い回りの目が気になって仕方がありません。本来敵はウィルスであり、お互いに信頼し合い助け合わなければならない人同士が誹謗中傷しあうという悲しい現実も散見されます。こんな時代だからこそ、「いのちはみんなつながっている」ということを確認していかなければならないと思います。

 お浄土には共命鳥という一身双頭の鳥がいます。もの凄くきれいな鳴き声の鳥ですが、お浄土の鳥になる前にこういういきさつがありました。双頭の一方が、この国の中で一番きれいな鳴き声になりたいと思い、他方を殺そうと考えて餌の中に毒を入れて殺してしまいました。これでこの国の中で一番きれいな鳴き声の鳥になれたかというとそうではありません。毒を入れた方も一身ですから死んでしまいました。このことから「他を滅ぼす道は、己が滅んでいく道だ」ということがいえます。 {まるで、「私はマスクを着けているのに、どうして○○さんは着けていないんだ。私は正しい。私は間違っていない。あいつが悪い。こいつが悪い。」と心を鬼にしている私のようです}

それでは何故お浄土の鳥になれたかといえばこのいきさつを見ていた周りの共命鳥がああいう事をすれば死んでいくしかない。「他を生かす道こそ、己が生かされる道である。」ということに気付いてお浄土の鳥になったのです。

 お互いにこういうコロナの時だからこそ、「他を生かす道こそ、己が生かされる道である。」こういう生き方がしたいですね。{私の心の中の鬼を斬って「相手の気持ちを考える。相手のことを思いやる。」私たちでありたいですね。いのちはみんなつながっているのですから}


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