妙行寺の活動方針
ACTIVITY POLICY
活動方針
For Self And Others
-縁が繋がって仲間が集い、共に育っていくお寺-
妙行寺ではこの活動方針に沿ってお寺として教えを広める活動以外にも、集いの場としての活動や学びの場としての活動などさまざまな取り組みを行っています。
ここでは、「繋がる」「集う」「育つ」という大きな3つのテーマに分けてご紹介します。
繋がる
教えと繋がる
- 内勤、法話、通夜、葬儀などの法務の執行を行います。
- 経典等の内容や仏事に関することを学ぶ学習会「JINKIアカデミー」を開催します。
- 教えを広めるための広報活動や資料等の提供に取り組みます。
みなさまに気持ちよく法要に参列していただけるよう、私たちは「あたたかくお迎えする気持ち」を大切にしています。
心に残る大切な法要となるよう、精一杯務めさせていただきます。また、仏教について気軽に学べる「掲示伝道」のような機会を定期的提供しています。なるべく難しい言葉を使わず、生活の中の言葉で仏教やお経についてわかりやすく丁寧にお伝えすることで、誰でも仏教をより身近に感じてもらえるよう工夫しています。
人と繋がる
- 悩みごと・困りごとを気軽に相談できる各体制づくりを進め、専門業者との連携のもと サポート体制を作ります。
- 共に生きていく地域の仲間との縁を繋げます。
ご門徒や地域のみなさまが抱えるお悩みや困りごとを気軽に相談できる居場所であるために、福祉施設や専門業者との連携のもと、サポート体制を整えています。何か日常生活で困ったことがあった時、「お寺で聞いてみよう」と地域の方に真っ先に頼っていただける「駆け込み寺」となれるように関係機関と日頃から密に連携を取り合っています。
また、妙行寺が開催するイベントや行事、仏教に関する活動を通して、地域の方との大切なご縁を繋げる場所を作ることも、寺院の大きな役割だと考えています。
集う
教えのもとに集う
- 楽しみながら仏教に触れることの出来る行事を開催します。
- 時間や場所、立場に関わらず安心して集える仏事の場を整えます。
体験を通して楽しく仏教に触れられる機会を提供し、より仏教を身近に感じてもらえるように取り組みます。
また、みなさまの仏事に向き合う気持ちを尊重するために、安心して集える仏事の場を整えます。
安心の場に集う
- 医療介護等の相談・学習・ 体験の場を設けます。
- 寺院施設を学び合い、語り合い、聴きあえる活動の場として提供します。
ご門徒や地域のみなさまが抱える医療・介護に関する不安や悩み、病院に行くほどではないけれど気になるちょっとした体調の変化などを相談・学習できる場の提供を外部の専門機関と連携して行っています。
また、本所や門徒会館、JINKIなどの寺院施設を、「学び合い」「語り合い」「聴き合える」活動の場所として提供することで、 共通の悩みや想いを抱える方が集えるような環境を整えます。
育つ
ともに育てられていく
- 関係者との連携のもとに、音楽や演劇をはじめとする地域文化の発展に取り組みます。
- 情報を収集発信するとともに、SDGsをはじめとする社会実践を進めます。
- 異なる考え方を尊重し、自他ともに豊かに生きていくことの出来る社会の実現に貢献します。
仏教に関するセミナーや学習会を学校や企業などで行うなど、寺院の外にも活動の幅を広げます。
また、鹿児島在住の劇団や、音楽家のみなさん、その他さまざまな文化活動に携わる方々と連携しながら、 音楽や演劇をはじめとする文化の発展に力を入れ、 仲間と感性を豊かに育てていく活動も行います。
SDGsの取り組み
妙行寺では地域社会をより良いものにしていくために、SDGsに取り組んでいます。
-
1.貧困を
なくそうお寺にお供えしていただいた保存の効くお米やお菓子などを、生活に困っている方々にお届けするという活動に取り組んでいます。
お寺おやつクラブ
お寺おやつクラブとは、お寺に頂く「お供え」を、仏さまからの「おさがり」として頂き、さまざまな事情で困難を抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」することで、子どもの貧困問題の解決に寄与する活動を、全国の寺院が参画してすすめている認定NPO法人です。妙行寺でも、この「おすそわけ」の取り組みに参加しています。
-
3.すべての人に
健康と福祉を健康や福祉について気軽に相談できる機会や、ヨガや腱引きなどのイベント、専門機関と繋がる窓口など、ご門徒や地域のみなさまの健康と福祉を支えるさまざまな活動を行っています。
てらの保健室
てらの保健室は、NPO法人メッセンジャーナースかごしまに所属する看護師をはじめ、保健師・栄養士・薬剤師のみなさまとともに開催している地域の皆さんに向けた保健室(相談場所・語り合いの場所)イベントです。
また、鹿児島県看護協会と連携した「まちの保健室」も不定期で開催しています。 -
11.住み続けられる
まちづくりを地域の方が抱えるお悩みを気楽に打ち明けあい、集まって語り合う場所を提供することで、安心して住み続けることのできるまちづくりに取り組んでいます。
街HUBペイフォワード
街HUBペイフォワードは、お寺や教会と作る「新しい時代の、新しい頼りあい」の取り組みです。妙行寺でも、一般社団法人ハートフルファミリーの「街HUBペイフォワード」の活動に参加しています。
健康経営への取り組み
かごしま健康企業宣言
1.妙行寺健康経営への取り組み
妙行寺は、法人理念「地域の拠り所の寺院」に基づき、参拝者をはじめ、地域の人々一人ひとりに寄り添った活動を心がけています。
余裕が無い方に頼ろうと思わない様に、一人ひとりに寄り添った活動を行うには、まず職員自身の「こころ」と「からだ」が健康であることが重要であり、それが法人全体の発展につながると考えます。
私たち一人ひとりが活気ある寺院づくりを実践し、より健康意識の高い組織をめざして、健康増進活動とウェルネスライフの推進に取り組みます。そして、「すべての人々が笑顔で健康に暮らす社会」の実現に貢献します。
2.推進体制
妙行寺は、住職を最高健康責任者とし、健康経営を推進します。
補佐役に副住職、そして各部署より健康経営推進員が中心となって取り組みます。
3.推進計画
【基本方針】
- 1.職場の活性化施策や、幅広い健康施策に積極的に取り組みます。
- 2.「こころ」と「からだ」の健康を整え、一人ひとりのパフォーマンスの向上を図ります。
- 3.健康教育の機会を創出し、ヘルスリテラシーの向上を図ります。
【取り組み内容】
- 1.ウォーキング・体操の推奨
ウェアラブル端末支給。自身の体調の数値化。歩数顕彰制度。 - 2.ストレスチェックの実施
外部機関に依頼。対応端末での測定。 - 3.健康に関する研修の実施
定期的な学習会、まちの保健室の実施。 - 4.食生活の改善
チケットレストランの導入。 - 5.受動喫煙対策
境内内禁煙。 - 6.コミュニケーション促進
フリーアドレス型の導入。定期的な面談の実施。
このたび宗教法人妙行寺は、
「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門〕」(経済産業省)
に認定されました。
【経済産業省の健康経営優良法人認定制度】
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html